紫外線は本当に「悪者」なのか | シミの本当の原因は・・・? 紫外線と、正しく付き合う

こんにちは。
“美容”と”健康”を体の内側から追求する、石坂道代です✨

真夏になると、毎年たくさんの方から「紫外線が怖い😎」という声を聞きます。
今日は、そんな紫外線について、少し違う角度からお話ししてみようと思います。

結論から言うと、紫外線は完全な悪者ではありません。
そして、シミが濃くなる理由は、紫外線だけが原因ではないんです。

目次

紫外線は、本当は「敵」じゃない

まず知っておいてほしいのは、紫外線には私たちの体にとって大切な役割もある、ということです。

  • 太陽の光を浴びる体内時計が整い、夜の睡眠の質にもつながる
  • 日中に光を浴びる心を安定させるセロトニンの分泌が促される
  • 紫外線を浴びる骨や免疫にとって欠かせないビタミンDが体内で作られる

「紫外線=とにかく避けるべきもの」という発想だけになってしまうと、こうした恩恵まで手放してしまうことになります。
大切なのは「浴びない」ことではなく、「浴び方・防ぎ方を知っている」ことなんです。


紫外線による肌の反応

とはいえ、紫外線がシミを作る指令を出すのは事実。
一方で、紫外線がシミに関わっているのも、紛れもない事実です。
肌に紫外線が当たると、肌の中では次のような反応が起きています。

紫外線・炎症刺激

チロシナーゼという酵素が活性化

メラニンが作られる

肌の表面へ押し上げられる

これは、紫外線という刺激から肌を守るために、肌自身が起こしている防御反応です。
つまり紫外線は、肌の中に「メラニンを作れ」という指令を直接出している、というのが正確なところです。
ここは都市伝説👻でもなんでもなく、皮膚科学的にはっきりわかっていることです。

画像
肌自身が起こしている防御反応

見落とされがちな、もうひとつの原因 
「酸化した油」

ここから先が、今日一番お伝えしたいことです。
シミが濃くなる原因は、紫外線の直接ダメージだけではありません。

実は、肌の上にある油(皮脂や、劣化した日焼け止め・美容オイルなど)が紫外線によって酸化することも、シミを後押ししてしまう大きな要因なんです。😵
新鮮な油は、本来肌を守ってくれる存在です。
でも、紫外線に長時間さらされた油は酸化し、いわば「質の悪い油」に変わってしまいます。

この酸化した油が肌への刺激となり、先ほどお話ししたメラニン生成の反応をさらに後押ししてしまう——
これが、あまり知られていない、シミの「もうひとつの入り口」です。
つまりシミは、
紫外線そのものの直接ダメージ + 酸化した油による間接ダメージ”
この2つが重なることで、より濃く・より広がりやすくなっていく、ということなんです。

画像
紫外線 + 酸化した油による間接ダメージで肌の状態が変わってきます

本当に大事なのは「塗る」より「酸化させない」

この仕組みを知ると、日々のケアで見るべきポイントが少し変わってきます。

  • 日焼け止めは、時間が経つと酸化していきます。朝1回塗って終わりにせず、こまめに塗り直す
  • 古くなった日焼け止めや美容オイルを、もったいないからと使い続けない
  • 紫外線だけでなく、肌の上の油を「新鮮な状態」に保つ意識を持つ
  • 「紫外線を防ぐ」だけでなく、「肌の上の油を酸化させない」という視点を持つ

これが、これからの季節、本当に意味のある紫外線対策だと私は思っています。👌


紫外線と、正しく付き合う

紫外線は、恐れて全部シャットアウトするものでも、何も気にせず浴び続けるものでもありません。
大切なのは、恩恵と防御、その両方を正しく理解して、自分の肌と付き合っていくことです。

「なんとなく怖いから塗る」ではなく、「なぜ必要なのか」を知った上でケアをする。
それが、この先何年たっても揺らがない、本当の意味での美容だと思います。
これからも、感覚や思い込みではなく、体の仕組みに基づいた美容の話を、この場所でお伝えしていきますね。

画像

毎週水曜日・朝6時半〜🌞
美容に関しての情報をお届けします。📝

美容業界38年の経験から、お聞きになりたいことや質問等ありましたら、どうぞコメントしてくださいね。
みなさんからの声が、美容業界を底上げする推進力となると信じ、私自身の励みにもなります。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

このサイトの作成者

コメント

コメントする

目次